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【活動報告】「熊谷未来デジタルワークショップ」最終発表会を開催

2026年3月7日(土)、全3回にわたり実施してきた「熊谷未来デジタルワークショップ」が最終回を迎えました。
本プロジェクトの集大成として、参加学生たちがマインクラフトを活用して描き出した「未来の熊谷」の最終発表会を開催いたしました。

学生の想いがカタチに。産官学が一体となった発表会

冒頭、熊谷市政策調査課の市原副参事より、「データやデジタルを活用した学生ならではの提案から気づきを得て、共に将来を描いていきたい」と、学生たちの創造性への大きな期待が寄せられました。

会場には、熊谷市役所の皆様をはじめ、スマートシティやデジタル分野を専門とする4名のアーキテクト(現地1名、オンライン3名)、マインクラフトでの具現化を技術面で支えたSmile Me株式会社、そして事務局を務める弊社が一同に会しました。
さらに、学生たちの試行錯誤を一番近くで支え続けた「学生のまちリレー会議」の伴走支援学生たちも見守る中、心地よい緊張感とともに発表がスタートしました。

「伴走支援」が育む、持続可能なまちづくりのバトン

参加者紹介に続き、事務局を務める株式会社想結びの代表・西尾創平より、本ワークショップの開催意義、そして運営メンバーである「学生のまちリレー会議」が担ってきた「伴走支援」の背景が語られました。

本プロジェクトでは、この1ヶ月間で20回以上もの個別支援を積み重ねてきました。
「デジタル(マインクラフト)を活用することで、学生のアイデアが消えることなく次年度へも引き継がれ、積み重なっていく。
今回の参加者が次は運営側として後進を育てるような、人材育成の循環を作りたい」 そんな「地域のバトン」をつなぐ未来への決意を共有し、会場の士気が一段と高まりました。

4つの革新的なプレゼンテーション

1. 空を都市のインフラへ:ドローン×スマートシティ熊谷(立正大学・高橋さん)

猛暑や少子高齢化といった熊谷の「制約」を「可能性」と捉え直し、ドローンを都市の基幹インフラとして統合運用するプラットフォームを提案。
自作アプリのデモンストレーションを含め、データの統合管理までを見据えた圧倒的なクオリティの高さに驚きの声が上がりました。

2. ドローンサッカーによる多世代健康交流プロジェクト(立命館大学・南茂さん)

「日本一暑いまちを、日本一熱いまちへ」をスローガンに、全世代が屋内で楽しめる次世代スポーツを軸とした地域活性化を提案。
徹底したリサーチに基づき、ラグビータウン熊谷の新たな象徴となる専用アリーナをマインクラフト上で具現化しました。

3. AI分析を活用した暑さ対策スマートウォッチ(青山学院大学・松井さん)

未就学児とその保護者をターゲットに、3D都市モデルの「影」や風通しデータをAIで解析し、安全なルートを提案するスマートウォッチを構想。
「暑さを我慢するものから、管理できるものへ」という社会の転換を、学生らしい感性で描き出しました。

4. 「熱」で人を癒やす、未来のスマートベンチ(東洋大学・嶋村さん)

自らのフィールドワークに基づき、人の熱を感知して温度を保つベンチを提案。太陽光発電やWi-Fi機能を備え、夜の街を彩るデザイン性も重視しました。
「点(ベンチ)から面(賑わい)」へと広がる地域経済の好循環を見据えた、温かみのある提案となりました。

「タウンマネジメント活動証明書」の授与

プログラムの締めくくりとして、全3回を完走した参加学生および伴走支援学生に対し、熊谷市より「タウンマネジメント活動証明書」が授与されました。
受け取った学生たちの表情には、自らのアイデアをデジタル技術で形にした達成感と、これからの熊谷を担う一員としての誇りが溢れていました。

最後に

熊谷市・大島副市長をはじめとする関係各所の皆様からは、「視点のリレーを繋ぎ、社会課題解決ビジネスの入り口にしてほしい」との温かいエールをいただきました。

「日本一暑いまち」を舞台に、マインクラフトという自由なキャンバスで繰り広げられた今回のワークショップ。
学生たちが描いたのは、最新技術を手段として、いかにして「人」を幸せにするかという、極めて人間味のあるスマートシティの姿でした。

弊社はこれからも、学生たちが「当事者」として地域の未来を切り拓く歩みを、全力でサポートしてまいります。

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